なぜAIを使わないか、そして後進時のアクセルブレーキ押し間違い 

私がなぜ AI を使わないのか。(最近知ったことから  その1)

今日の朝日新聞(2019.5.6)ですが、 AI の問題点をわかりやすく述べていて好感が持てました。

AI の活用が広がる中車の自動運転や医療など人名や経済損失につながる分野で使うには「なぜその結論を出したのか」人間にわからないことが大きな課題になっている、とありました。これが私が AI を使わない理由と言って良いと思います。なお AI そのものの有用性は、大変なものでそれを否定するものでは全く会えないことを記しておきたいと思います。(最近、AI優先で人間が置き去りにされているという論調も飛行機事故や自動運転システムなどで言われだしております)

なぜ私が AI を使わないのか。それはものづくりの立場で考えると、上述のように結論を導いた理由はプロセスが分からないと、それはものづくりに繋がらないからです。

私自身、大学の研究室で 大学院生藤多健史君が中心となって進めていた研究の一つにエキスパートシステムというのがあります。 具体的なテーマは、小学校の養護教員が行う子供の椅子選びでした。 その時の入力のフォームを次の図に示しておきます。

AI 椅子選び20190506_01

その時のえられた結論というのは、 人間工学的な計測から導き出されるその子供に対しても最適な椅子のサイズに対してエキスパートの養護教員が子供の立位を目で見て適当な椅子を選ぶこの間の 関係を 求めるエキスパートシステムを研究したわけです。 こういう種類の問題では、 AI から椅子の設計者として満足のいく結論を寄ることは難しいと思いました。 よく似た例としては、体圧分布についての多くの人数のデータから AI で推論するというのはありますが、これも同様です。

参考文献

野呂影勇、生活のための工学、日本放送出版協会 1992年


後進時のアクセルブレーキ押し間違い

アクセルとブレーキペダルの踏み間違い事故  交通事故分析センターのレポートが面白いです。

そこで、5月の連休中に追試のための試行をしてみました

参考資料

イタルダ インフォメーション(交通事故分析レポート124号 2018.2)

高齢ドライバーの着座姿勢とペダル操作に関する調査事例(福山大学工学部と交通事故分析センターが共同で行ったもの)

によれば両脚大腿部の開き角度 が注目に値するということである。そこで、1ビットセンサーによるデバイスでの実験が検証のために有用かと考えそのパイロットテストを行った。