素材と品質保証

素材と加工はすべて日本、滋賀県琵琶湖に近い工場です。

3Dコイル:耐久試験10kN 繰り返し周波数1Hz で3000回の耐久テストを実施しました。3000回終了後の変形は顕著でなく、使用可能と判断しました。以下に試験報告書を掲載します。

耐久試験(2016)270

耐久試験(2016)271


呼吸枕の寝心地は

いかに呼吸が良くなっても、寝心地が良くなければなりません。ただ寝心地はトータルで感じられるものです。呼吸枕では、素材の選定と表面の色彩とデザインに力を入れました。

枕は習慣性が強いものです。日ごろお使いの枕と形状が異なっていますと、違和感がある場合もあるかもしれません。その場合、一日おきに試すなど次第に慣れるようにお願いします。

さて直接首や頭が接し、しかも寝返りという動きをスムースにするために選んだ素材はプラスティックのストローでした。これを適量詰めたシリンダーは、デリケートな首回りーうなじにやさしく接し、しかも寝返りがスムースです。これはストローが一つ一つ独立で、外の動きに応じてシリンダー内で、左右に動く現象(レオロジー)が発生するからです。ストローの圧縮ひずみ特性が、ウレタンフォームと大きく違うこと”素材の特性で選ぶクッション”で詳しく述べておりますが、とても変わった特性でシリンダー形状と相性が良く寝心地と寝返りを巧みに演出しております。

次の動画をご覧ください。

1 シリンダーの動きのある柔らかさ

素材として、ウレタンフォームやタオルなど試したのですがいずれも、気泡が連続していたり、繊維が連なっていたりして、それによるひきつれ現象が起こるので採用しませんでした。このひきつれ現象は、”素材の特性で選ぶクッション”で動画で確認できます。

2 枕に接する体の場所は

頭と頸部です。このうち、頸部はうなじとも称して感覚的に敏感なところです。うなじの感覚について実験を行いました。図1の左は、医学標本で頸椎周りの筋群を確かめました

うなじの感覚


図1 左 医学標本で筋群の所在を確認   右 うなじの皮膚感覚の検査

3 テラス付き台 素材を選ぶ根拠

3Dコイルばねを用いました。3Dコイル耐荷重特性がよく土台として最適であることと、通気性がすこぶる良いことも選定の根拠の一つです。

4 結果の評価 寝心地を評価する体圧分散

図2をご覧ください。通常の平枕に比べて、40%もの向上が認められます。


枕の体圧比較図2

簡単・全部洗いできます

人は寝ている間に、髪の毛やフケなども当然、枕に残ります。洗わずにいるとそれらを餌にして、ダニがものすごい勢いで繁殖します。これは、喘息や皮膚炎アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患の原因となります。

枕は、定期的に洗いましょう。それもカバーだけでなく、全部洗いましょう。呼吸枕は、当初から全部洗いを条件に開発しました。

次の動画は、洗い方です。

呼吸枕 本当に呼吸がよくなるのか?

まず、呼吸の標準パターンと頭部の関係の図解を図1に示します。

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枕研究チームは、2016年6月に30人の測定を呼吸枕を用いて行いました。図2は、それらの中から、代表的な測定例 A とB を示します。

この測定は、昨年(すでにドイツで発表)に次いで2回目の大規模な調査です。A は、相違が明白です。Bは、呼吸枕に変えて、おだやかな呼吸になったことが分かります。


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呼吸は人のバイタルサイン(生命に関する最も基本的な情報)の一つなので、測定は微妙なことが多い。今回は、寝返り研究の

野崎真奈美教授(東邦大看護学部)が研究に加わったため、測定が安定して得られた。今後、データーの解析をすすめドイツの

学会の第2報を行う予定である。

次の動画は、呼吸測定実験の様子である。

まとめ 呼吸枕 本当によくなるのか?

以上の通り、呼吸枕が呼吸に与える効果は、大きく確実である。

呼吸枕は、寝返りも良い

寝返りのしやすさ、しにくさを実験で確かめました。

図は、寝返りの市販の平枕との比較による検証実験の解析結果です。なお、実験のため呼吸枕は市販の横幅35cm ではなく横幅1m です。比較対象の平枕は、表面が頭の収まる部分が凹んだものです。頭を載せた時の凹み具合が黄色の線で示してあります。この差は顕著で、垂直と水平移動距離ともにフラットな呼吸枕タイプが有利であることがわかります。

垂直移動距離  平 > 呼吸枕タイプ  この1cmの差は頭部の重さを考慮すると大きい。

水平移動距離  平 < 呼吸枕タイプ  この約8cmの差は、平枕に比較してフラットな形状が寝返り時の大きな体動を許すことを示しています。

Print図 平枕(上)と呼吸枕の試作品(下)の比較を示す。

次の動画(所要時間1分20秒)は、寝返りしやすさを確かめるための実験の様子です。上の図と一緒に撮影されました。実験時は、首周りの筋肉の負担なども調べました。また頸椎高など人体測定も行った様子が映っております。